ASCVD リスク評価 (SCORE2 / Framingham)
動脈硬化性心血管疾患(MI、脳卒中)の10年リスク評価。
ASCVDリスク評価ツール:心血管予防
ACC/AHAガイドラインに由来するASCVDリスク計算ツールは、全体的な心血管リスクを評価するための世界的な基準ツールです。
このツールの使用時期
このツールは一次予防のために設計されています。ASCVDスコアは、予防的治療を開始する必要性を医師が判断するのに役立ちます。
- スタチン療法:10年リスクが7.5%以上の場合は推奨されます。
- 一次予防のためのアスピリン:高リスクの場合はケースバイケースで議論されます。
- 血圧管理:高リスクの場合、より厳格な血圧目標を設定するきっかけとなります。
制限事項と共有意思決定
この計算は単なる統計的推定です。治療法の決定には、患者との「共有意思決定(Shared Decision Making)」が含まれる必要があります。
10年リスクの解釈
| 10年リスク | カテゴリー | 推奨される対応 (スタチン) |
|---|---|---|
| < 5.0 % | 低リスク | ライフスタイルの改善 |
| 5.0 - 7.4 % | 境界域リスク | 患者とのリスクの話し合い |
| 7.5 - 19.9 % | 中等度リスク | 中強度のスタチン |
| ≥ 20.0 % | 高リスク | 高強度のスタチン |
参考文献:
1. Goff DC Jr, et al. 2013 ACC/AHA Guideline on the Assessment of Cardiovascular Risk: A Report of the American College of Cardiology/American Heart Association Task Force on Practice Guidelines. Circulation. 2014;129(25 Suppl 2):S49-73.
[AHA Journals]
2. Arnett DK, et al. 2019 ACC/AHA Guideline on the Primary Prevention of Cardiovascular Disease. Circulation. 2019;140(11):e596-e646.
[ACC/AHA Guidelines]
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